ペンキと漆喰。

先週の木曜日から日曜日にかけて、新店舗のペンキ(天井や柱、サッシなど)と漆喰(壁)塗りをしました。
フェイスブックやツイッター、ブログなどでお手伝いしてくれる方を募集したところ、4日間でなんと24人の方に来ていただきました。
手伝っていただいたのは、僕の友人、かがやき亭のお客さんに加え、新店舗の前の「壁塗りお手伝い募集!」の告知を見て連絡をくれた方も。 
予想以上の方に来ていただいて嬉しい限りです。


今回はその時の様子をご紹介します。

まずは天井のペンキ塗りから。
ペンキを含ませたローラーで塗っていきます。
ずっと上ばかり見ていたので首が痛くなりました。

そして店の道路に面したガラスのサッシ。
ここは店の顔なのできれいにお願いしますね!とプレッシャーをかけちゃいました。

そしていよいよ漆喰塗り。
人によって塗る厚さやタッチが違って、それがいい味になりそう。
店にいらした際には、壁をよく見てみてくださいね。


参加者の中にはチビッコたちも。
この子は10歳。
最初はおしゃべりしながらでしたが、途中から集中して黙々と作業をしてくれました。

お父さんと一緒に柱を塗ってくれたのは5歳の男の子。

最後は一人で塗ってくれました。


始まる前は4日間では無理かなと大工さんと話していたのですが、予想以上に多くの方に参加していただき、またそれぞれの方がかなり一生懸命に作業していただいたので日曜日の午後にはほとんど塗る面がなくなるくらいに早く終わりました。
参加された方もみなさん楽しそうに作業していたので、それを見ている僕たちが幸せな気分になりました。
一緒に壁を塗って、10時や3時にお茶をしながらおしゃべりして、とてもいい時間を過ごせました。
本当にありがとうございました。

壁塗りは終わったものの、内装工事はまだまだ続きます。
店の前を通る方は、変わっていく様子を楽しみにしていてくださいね。

at 09:59, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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店の名前

新しいお店は、神明通りという道に面して、ドアを含めて一面がガラス張りになっています。

そのガラスになにやら書いています。

書いている内容はお店の自己紹介。

道を歩いていて内装工事をしている物件があると、どんなお店ができるんだろう、いつオープンするんだろうって気になりますよね。
一ヶ月くらい、毎日のようにその物件の前を通っているのに、何ができるのかがわからない。オープン日もわからない。
そんなお店が多いようです。
やっとわかったと思ったら、開店が3日後とか。
それってもったいないなーと思っていました。

工事している間、せっかく通る人が気にしてくれるのだから、「こんなお店をやります」ときちんと伝えることで宣伝にもなるし、歩いている人も楽しいんじゃないかと思います。



お店の名前は、「ていねいに、」

あまり店っぽくない名前ですね。

店の名前については、いろいろ考えました。
一番考えたのが、僕たちはなにを大切にしているのだろう、ということ。

飲食店とか鍼灸院を経営していくことがではなく、そのもっと奥にあるものが大切なのではないだろうか。
食事やセラピーを提供するというのは、たんなる表現の手段であって、これから変わっていくかもしれません。
例えばレンタルスペースになったり、ギャラリーになったり、小売店になったり。
だから、〇〇カフェとか〇〇堂というような業種が限定されるものではなく、どんな風に業種や業態が変わっていったとしても、変わりなく大切にしていきたいもの。
そんなことを考えているうちに、「丁寧に」という言葉が浮かんできました。

「丁寧に」
「ていねいに」
「ていねいに。」
「テイネイニ。」

いくつか書いてみて、「ていねいに、」という書き方が一番しっくりきました。

ていねいに、お米を炊く
ていねいに、出汁をとる
ていねいに、身体に触れる
ていねいに、人に接する
ていねいに、暮らしていく

後ろにははいろんな言葉が入るけど、「ていねいに、」というところはいつまでも大切にしていきたい。
そんな気持ちで決めました。

ちょっと変わった名前ですが、よろしくお願いします。


こんなことも書いています。
ちょっと読みにくいですが。


こんなことを書いていると、早速通りかかったおばちゃんが声を掛けてくれました。
ちょくちょく内容を更新していきますので、店の前を通る方は、ちょっと立ち止まって読んでみてください。

at 20:26, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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物件のこと。

前回のブログでお知らせした通り、新しいお店の物件が決まりました。
今回は、その物件の詳細をご紹介します。

場所は西荻の南口、神明通り沿いです。


大きな地図で見る

南口を出てバス通りを南(線路と垂直に)へ、クリーニング屋さんがある角を左斜めへ行く道が神明通りです。

その道を歩くこと数分、右手にこんな建物が見えてきます。

左側が「仁三郎百貨店」という古道具屋さんで、右側が僕らの物件。
以前は洋服屋さんだったそうです。

ちなみに「仁三郎百貨店」の営業中はこんな感じ。
レトロな昭和の古道具屋さんです。
僕は元々このお店が好きで、ちょくちょく買い物をしていました。

店の中に入ってみます。

手前の土間スペースにキッチンとカウンター席を作って、奥はまるまるお座敷席にする予定。
のんびりくつろげる空間にしようと思っています。

奥のスペース。
正面にある引き戸をよく見ておいてください。


セラピールームはどこにあるの?と思われたかもしれません。
これからご案内しますね。

建物の左側に怪しげな小道があります。

ここを進むと、さらに怪しげなドアが。

ドアを開けると、いつの時代?というような廊下があります。
左側に見えるドアがセラピールームです。

右側に物が山積みになって見えませんが(オープンまでにはきれいに片付ける予定です)、
こちらにもドアが有り、これが先ほど見た奥の座敷席の引き戸です。
つまりセラピールームには、飲食スペースからも奥の玄関からも行ける作りになっているんです。
ちょっとややこしいですがご理解いただけました?

そしてセラピールーム。
といっても、普通の和室です。
ここで鍼灸やマッサージを行います。

見ての通り、この部屋は6畳一間とかなり狭いんです。
実は鍼灸院を営業するには、法律で最低限の面積が決まっています。
 治療室 6.6㎡以上
 待合室 3.3㎡以上
 合計  9.9㎡以上

この部屋がこの面積以上になるかどうかが不安だったので、大工さんにお願いして、
センチメートル単位まで正確に測ってもらいました。

その結果、壁の面積(治療室と待合室の間に壁を作らないといけません)を除いた広さは…
 10.04㎡

わずか0.14㎡の差でセーフ。
0.14㎡というと、将棋盤くらいでしょうか。

計測には僕も立ち会ったのですが、9.9とか10.04とかいう数字を聞いていて、
カール・ルイスとベン・ジョンソンの闘いを思い出しました。
古い話ですが。


この物件が内装工事を経て、どんな風に変わるのか、楽しみにしていてください。


※一緒に壁を塗ってくれる方募集中!
 お店の壁を一緒に塗ってくれる方を募集しています。
 材料は漆喰。大工さんが塗り方を教えてくれるので、初めての方でも大丈夫です。
 お茶とお菓子付き。

 日時  3月16日(土)・17日(日)
     午前   8:00〜12:00
     午後  13:00〜17:00

 基本的には1コマ単位での参加ですが、多少の融通(8時は早すぎるので9時から参加したいなど)はききますので、気軽にご相談ください。

 連絡先 「かがやき亭の夜ごはん」のフェイスブックまたはツイッター
      teineini.nishiogi@gmail.com
      080−5064−8157(福田携帯)

at 09:37, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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物件が決まりました!

 お店の物件が決まりました!

と言われても「?」と思う方もいるかもしれません。
「かがやき亭ですでに店をやっているよね」と。

でも違うんです。
最近、このブログやFB、ツイッターなどで「かがやき亭の夜ごはん」を知られた方にはわかりにくいかもしれませんので、まとめてご説明します。

昨年の春、僕たち(福田と橋野かよ)二人で、西荻で定食屋兼鍼灸などのセラピー兼ワークショップスペースをするための店をやろうと考え、具体的に動き出しました。

このブログをはじめたのも、その一環です。
当時は、「西荻ゆうゆう堂店鋪化計画」という名前でした。
「西荻ゆうゆう堂」というのは、先行してはじめた出張の鍼灸治療院のことです。

こんな場所を作りたい!という気持ちを書いたのが、昨年5月のブログ。

そして、7月に物件が決まりました。
物件確定!」  

ところが、ありえないことが起こってしまい、物件の契約は白紙に…

気を取り直して新たに物件を探すも見つかりませんでした。
「西荻」という限られた地域で探していたので、どんどん新しい物件が出てくるわけではなく、
長期的スパンで考えることにしました。
そして、かがやき亭の夜の時間を借りて、夜ごはんの営業をしつつ、並行して物件探しをしていくことに。
新たな展開」  

ブログの名前も「かがやき亭の夜ごはん兼西荻ゆうゆう堂店鋪化計画」に変更しました。

そして昨年の10月から「かがやき亭の夜ごはん」の営業をしつつ、物件探しをしてきて、
ついに物件が見つかった、ということなんです。

ちょっと複雑でしたが、ご理解いただけたでしょうか?

かがやき亭をお借りするのは、もともと半年間の約束でした。
3月末まではこれまで通り「かがやき亭の夜ごはん」を続けて、新しいお店は4月半ばころオープンの予定です。

お店ができていく様子をまた随時、報告します。

at 20:20, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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マッサージ屋台

13日の土曜日、かがやき亭の夜ごはんはお休みでしたが、西荻のイベント「西荻夕市」に「マッサージ屋台」として出店してきました。


「マッサージ屋台」とは、その名の通り、道ばたに屋台のようにお店を出してマッサージをするというもの。

↓な感じです。


普通の道ばたでやっているとかなり怪しげですが、店を出したのは西荻夕市のメインロード。

すぐ前にはスタンプをためた人が引けるおみくじコーナーがあるので結構人通りはあります。



そもそもマッサージ屋台を思いついたのは、インドで見た「青空床屋」のことをふと思い出したからです。

青空床屋もその名の通り、道ばたに椅子と鏡が置いてあり、そこで髪を切ってくれるというもの。

日本のピカピカした美容院を見慣れた僕にとってはとても新鮮でした。

椅子と鏡とハサミがあればそれで充分、という潔さというかシンプルさが、気持ち良かった。


マッサージ店も美容院と同様、やたらと空間に凝ったり、「極上の時間」とか「ゴッドハンド」とかゴテゴテした言葉をつけることが多いですが、僕にとってはなんとなく居心地が悪い。

もっとシンプルに、座ってもらってちょっとした話をしながら肩を揉む、という方がマッサージというものの本質に近いような気がするんですよね。


そんな思いもあって、かがやき亭の夜ごはんでも「ちょこっとマッサージ(10分500円)」というのをやっています。

疲れやこりをためにためてゴージャスなマッサージを受けるより、その日の疲れをその日のうちに解消してもらいたいな、と。

マッサージなんて別にたいしたものではないので、もっと気軽に受けてほしいんです。



マッサージ屋台以外に、「流しのマッサージ師」というのもあるイベントでやりました。

イベント会場の中を↓のような格好で歩いて回って、その場でマッサージをするというもの。

これは結構喜んでもらえました。

(なぜか画像を回転させることができず。見にくくてすみません)



夕市は夜9時までなので、だんだん暗くなってきました。


隣はリンゴ売りの屋台。

岩手でリンゴ農家のご両親が作った低農薬リンゴを、西荻窪在住の娘さんが売っていました。

とてもおいしくて、低農薬なので皮も食べられるのでおすすめです。

かがやき亭の夜ごはんにもこのリンゴ農家のチラシが置いてありますので、興味のある方はぜひ。


こんな感じで、週末はイベントなどにも出店していきます。



at 07:22, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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新たな展開

7月末に決まっていた物件が契約破棄になってから一ヶ月以上が過ぎました。

この間、前回のブログでも書いたように、新しい物件を探してきました。

良さそうだなーというところが何軒かあったのですが、条件面など折り合わず、なかなか決まりません。


そこで、物件探しを少し長いスパンでしていくことにしました。

「長いスパン」とは、具体的には半年くらいのイメージです。


僕らの場合、お店を出すのは西荻という狭い範囲で決めているので(これには深いこだわりがあるんです)、一通り物件を見てしまうと、次から次へと新しいところが出てくるわけではありません。

条件も、「飲食店と鍼灸院」というちょっと特殊なものですし。


本当は少しでも早くお店をはじめたい気持ちはありますが、ここで焦ってしまって不本意な物件や厳しい条件ではじめるよりは、少し時間をかけてじっくり探していこう、と思っています。

一度お店をはじめたら、移転するのは大変ですから。

この先、長くやっていきたいですしね。



とは言え、半年間遊んで暮らすわけにもいきませんし、お金を稼ぐために全然違う仕事をするのもいやだな、と。

そんな風に思っていたら、NPOが経営する、西荻にある「かがやき亭」というレストランで、夜ごはんだけの営業をさせてもらえることに決まりました。


このNPOはお年寄り向けのデイサービス事業を行っていて、その一環で、主に一人暮らしのお年寄り向けに「かがやき亭」でお昼ごはんを提供しています。(もちろん一般の方でも食べられますし、安くておいしいですよ!)

現在のかがやき亭の営業時間はランチタイムから午後の時間のみで、夜は空いているので、その時間を使わせてもらえないかとお願いしたところ、ご協力いただけることになりました。


たんに夜の時間が空いているというだけではなく、かがやき亭の目指すところ(コミュニティの形成、人と人とのつながり、健康的で安全な食事など)が僕らのものと一致していたというところが、今回お願いしたきっかけです。

いくら場所をかしてくれるとは言え、全然考え方の違ったところでは意味ないですから。


現在、スタートに向けて準備を始めています。

営業開始は10月3日(水)です。

詳細は、近日中にこのブログでお知らせします。



今後はこのブログでは、かがやき亭の夜ごはんと物件探しなどお店の準備に関することを書いていきます。


なので、タイトルも「かがやき亭の夜ごはん兼西荻ゆうゆう堂店鋪化計画」に変更します。

長い…と思った方は、「かが西」「ごはん店」「夜計画」など、適当に略してください。


そうそう、夜ごはんと並行して、平日の昼間と土日に出張治療は続けて行きます。

こちらもぜひ。




at 21:23, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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物件探し、再開してます。

前回のブログ以降、多くの方に励ましのお言葉をいただきました。

みなさん、ありがとうございます。


気持ちを切り替えて、物件探しを再開しています。

その後どうなの?と心配されている方もいるようなので、近況報告も兼ねて、こんな感じでやっているということを書きますね。



僕たちの物件探しの方法は主に3つ。


①不動産屋用のデータベースで検索する

基本的に不動産屋はこのデータベースを基に物件情報を掲載しています。

それで検索すれば、不動産屋を1つ1つ回る手間が省けます。

ただ一般の人はそのデータベースにアクセスすることができません。

業界で働く友人に手伝ってもらいます。


②とにかく歩き回って空き家や空き店舗を探す

西荻にも結構空き家や空き店舗がありますが、そのうちのかなり多くが貸主を募集しておらず、ほったらかしになっています。

経営者が亡くなったり体調を崩して店ができなくたってしまったけど跡継ぎがいない、という理由が多いようです。

空いているけど不動産屋を通して貸そうとすると、リフォームしたりいろいろ面倒なことがあるのでなんとなくそのままほったらかしてある、そんなところが結構あります。

当然、①の不動産屋用のデータベースには載っていません。

自分の足で歩き回って探すしかありません。


③小さな不動産屋をこまめに回る

それなりの規模の不動産屋は①のデータベースに載っている物件を中心に扱っていますが、小さな不動産屋の中には、このデータベースには載っていないこれまでの付き合いの中から出てきた物件だけを取り扱っているところがあります。

おじいちゃんかおばあちゃんが一人で経営していて、店も狭く、店の前に貼り出している物件情報が手書きで書いてあるような不動産屋です。



①の方法で探してみましたが、「これだ!」というところは出てきませんでした。

やっぱりこのデータベースに載っている物件は家賃が高いんですよね。

保証金だけで何百万もしてしまいます。

ちゃんと「店」として貸そうとしているので内装もちゃんとしてあります。

逆に僕からすると、きれいすぎてつまらないな、と。

遊びの部分が少なくて、建物としてあんまり面白くないような気がするんですよね。



そして②です。

歩き回るといっても、場所は西荻と決まっているので、2〜3日もぶらぶらすればだいたいの様子はわかります。

ここ半年くらい、物件のことを意識して歩いているので、もうだいたい検討もついてますしね。


雰囲気がいいなという空き店舗を見つけて、知り合いに状況を調べてもらいます。

西荻で昔からお店をしていた人なら、たいていは知り合いの知り合いです。

ただなかなか貸してくれるところまではたどり着きません。

やっぱり人に貸すとなると、いろいろ面倒みたいです。



2〜3日前、西荻の南口を歩いているとなかなか雰囲気のいいお店(もちろん営業していない空き物件)がありました。

僕の知る限りここ数年は営業していません。

以前は洋品店だったようです。

2階建てで広さもちょうど良さそう。


とりあえず隣のお店(お茶屋さん、営業中)に聞いてみようと思って、お茶屋さんの中に入りました。

「すみませーん」と声を掛けると、中からステテコ姿のおじさんが出てきました。

まさにバカボンのパパのような格好です。

さすがにハチマキはしていませんが。(あと暑いせいかハラマキもしていません)

年は70歳くらい、おじいさんと言ってもいいかもしれません。


事情を説明して、隣のお店について質問すると、詳しく教えてくれました。

・経営していた主人は数年前に亡くなった

・娘さんが3人いるが、だれも跡を継がず、店は閉めっぱなしになっている

・現時点では貸主を募集してはいない

そして娘さんのうちの一人に連絡をしてくれるとのことでした。


この辺りに他に貸してくれそうな空き店舗ありませんかと尋ねたところ、少し考えて、「ついて来な」と言って店の外に出て行きました。

ステテコ姿のおじさんについて行ったのが、数軒となりのお店。

この店のご主人はステテコおじさんの同級生の弟とのこと。

ステテコおじさんが呼びかけると、中から短パン一枚で上半身はだかのおじさんが出てきました。


バカボンのパパの次はデカパン先生


ステテコおじさんはデカパン先生を指差し、僕の方を向いて自慢げに一言。

「俺たちはこんな仲だからさ」


なに自慢?と思いつつ、「いいですねー」と話を合わせておきました。


このデカパン先生、実はいくつか貸店舗を持っていて、そのうちの1つがちょうど最近空いたとのこと。

早速見学させてもらいましたが、残念ながら条件が合わず。


別れ際にステテコおじさんが「またいいところがあったら連絡するよ」と笑顔で言ってくれました。

よくわからないけど、こちらのことを気に入ってくれてみたいです。



こんな感じで、地道に探しています。


でもこんなんで見つかるのかな…。



at 08:49, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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ありえないこと、が起こった。

ありえないこと、が起こりました。

しかも、悪い方の意味で。


前回のブログで報告しましたが、7月の初旬にお店の物件が正式に決まりました。

賃貸契約も済ませ、工務店に設計を依頼し、その図面ができたとの連絡があったのが先週のこと。
その図面を持って、保健所に事前相談に行きました。
飲食店にしろ鍼灸院にしろ、実際に内装工事に入る前の図面の段階で、保健所に相談に行くものなんですね。
主に手洗い所など衛生面が適切かどうかの確認のためです。

保健所の担当の方と話をしていると、そもそもこの場所では店舗を営業できないと指摘されました。

店舗を営業できない?

全く予想できない指摘に状況を理解できないでいると、担当の方は説明してくれました。
・この物件の住所は、法律で「第一種低層住居専用地域」に指定されている
・「第一種低層住居専用地域」で店舗をする場合は、非住居部分の床面積が50㎡以下かつ建築物の延べ面積の2分の1未満のでなければならない

つまり、基本的には住居として使用しその一角で店舗をするぐらいならいいけど、本格的な店舗を建ててはならない、ということです。

不動産屋で店舗用の物件として募集があり、契約の際にも飲食店と鍼灸院として使用するということは伝えていたわけですから、こんなことを言われるとは僕としてはまさに晴天の霹靂。

僕「不動産屋はこの物件を店舗用として募集をかけていたのですが…」
担当者「おそらく不動産屋がちゃんと確認していなかったのでしょう。不動産屋のミスです」
僕「そんなことってあるんですか?」
担当者「普通はありえません」


ありえないこと、が起こってしまったわけです。

店舗として使ってはいけない物件を店舗用の物件として賃貸契約まで交わしてしまう。

例えて言うなら、柔道の日本代表の強化合宿に間違えてイタリア人を呼んでしまったようなものでしょうか。

明らかに顔が濃いし。
名前が「ジョルジョ」だし。
「ボンジョルノ!」って言ってるし。

どう考えても日本人じゃない人を日本代表に選ぶなんてなに考えているんだ、という感じです。

ありえないこと、です。

さすがに血の気が引きました。


保健所からそのまま不動産屋に直行。
事情を説明すると、やはり不動産屋は全くこのことに気付いていなかったようです。
(気付いていたら詐欺ですが)

当然、賃貸契約は無効。

物件探しをまた初めからやりなおさなければいけません。

ここ一ヶ月は、この物件で店をはじめることを前提に動いてきただけにとても残念です。
そしてこの「ジョルジョ」、イタリア人ですが技の切れが良く、メダルも狙える実力でした。
(お店として魅力がある物件だったということです)
それだけに重ね重ね、残念…

ただ落ち込んでいてもしょうがないです。
また一から出直し、です。


と、気持ちを切り替えつつも、まだ未練が少し。
ジョルジョ…

at 06:50, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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物件確定!

物件、決まりました。

友人の会社の手伝いを辞め、本格的に物件を探しはじめて3週間。
人に聞いたり本で読んだ感じでは、物件が決まるまでにだいたい数ヶ月、長い人だと1年以上かかるようなので長期戦を覚悟していたのですが、予想よりかなり早く決まりました。
しかも僕の場合、地域が西荻限定、お金があまりない、飲食+セラピーという変則的な業態、から考えて、かなり苦戦するように思っていましたが、まさにトントン拍子に話が進みました。

このブログでも物件探しのことを何度か書こうと思って、前に「物件探し①」という記事を書きましたが、②以降は書かなくてすみそうです。

なんか今はいい流れです。
こういうのは大切にしたいですね。


ではでは、決まった物件をご紹介します。


そう、「物件探し①」にも書いた物件です。
ここは元々アパート(2階は今もアパートとして使われています)だったところでしたが、
最近数年間は1階部分の2室をぶち抜いて、ある会社の倉庫として使われていました。

なのでドアは見ての通り2つありますが、中でつながっています。
左側を飲食用、右側をセラピー用の部屋として使うつもりです。
この物件に出会う前は、2階建ての商店を借りて、1階を飲食用、2階をセラピー用として使うつもりでした。
ところがそういった物件をいくつか実際に見てみると、狭いところに強引に2階建てを建てているので、階段がかなり急なんですね。
セラピーが終わった後、急な階段を降りるのは怖いですよね。
それとセラピーを受けた人が、ご飯を食べている人たちの間を通って帰らないといけないのはあまり良くないかなと思っていました。
そう思っていたところに見つかったこの物件。
1階部分がちょうどいい感じに2つに分かれていて、僕の思い描いていた間取りにぴったりでした。


中に入ってみましょう。


これが左側のドアを入ったところ。
手前の部屋は畳を引いて和室にするつもりです。
広さは約12畳。
ちゃぶ台と座布団の席にするつもりです。

奥の方の少し暗くなっている部屋がキッチン+テーブル席。

↓は右側のドアを入った部屋。セラピールームとして使います。

ここも和の雰囲気で。
「セラピールーム」というより「治療室」という感じかな。

元々アパートなので、お風呂場もあります。

広さは約1畳。
お風呂場としては狭いですよね。
奥の方に小さい浴槽があったのかな。

お風呂場の使い方は現在考え中。
せっかく変わったスペースなので、うまく活かしたいですね。
結構日差しが入るので、コンポスト+野菜やハーブを育てるスペースにできないかと検討しています。
それが無理なら個室もいいかも。

トイレは和式。

洋式に変えるか迷ったけれど、このまま使うことに。
窓があって明るいので、タイルを変えたり植物を飾ったりすれば雰囲気が良くなるかなと。


このトイレは旧式のシステムで上に水を溜めて、ひもを引っ張って流します。
水をためるタンクが木製でいい感じです。


ご覧の通り、かなり古い物件です。
昭和38年築。約50年前です。
そして倉庫として使っていたので、中ががらんどう。

でも逆に、自由に改造していいとのこと。
そういうところを探していました。

家賃は12万円。
広さは約60平方メートル(約18坪)
通常、この地域で1階の物件だと坪1万円が標準なので、かなり安め。

しかも普通は店舗用だと6〜8ヶ月の保証金が必要ですが、ここは倉庫として貸し出していたので、敷金が2ヶ月分のみ。

予算的にもかなり助かりました。


これから工務店に図面を引いてもらい、7月中には内装工事に入ります。
このガラガラの空間がどんな風に変わっていくか、今から楽しみです。

at 13:34, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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びわの葉エキス作り

毎週、出張マッサージでうかがっているお宅にびわの木が生えています。
僕は「びわの葉温灸」というびわの葉を使った治療法もやっていて、
予約が入るとそのお宅のびわの葉を使わせていただいています。
養生園で働いている時は、春先に大量に収穫して、穂高まで持って行ったことも。

ちょうど今がびわの実のシーズンです。
先週行った時に見てみると、びわの木の周りにたくさんびわの実が落ちていました。
「もったいないですね」と言ったら、「じゃあ、とっていきなよ」とのこと。
びわって買ったら高いんですよね。
お言葉に甘えて、とらせていただくことにしました。

その時に、「びわの葉エキス」も一緒に作ろうと思いつきました。

びわの葉エキス。

ご存知ですか?
「エキス」って、ちょっと怪しげ?

でも別になんてことはなくて、単なる「びわの葉の焼酎漬」です。
びわの葉を焼酎に漬けておくと、葉の成分が焼酎に溶けていきます。
それが「びわの葉エキス」。

そんなのどうするの?と言われてしまいそうですが、びわの葉に含まれる成分には、
抗炎症作用、殺菌作用があると言われています。
養生園では、蚊や蜂などの虫さされの際に使っていました。
患部にびわの葉エキスを塗ると、痒みが軽減し、腫れも早く引くような気がします。
あと、アルコールなので気持ちいい。

他にも、アトピーの方が肌に塗ったり、口内炎の時にうがい薬として使うこともあります。
もちろんお酒なので、梅酒みたいに飲むこともできますよ。
(そのままではおいしくないとは思いますが)


びわの実が見えます。

はしごを掛けて。

登ります。

とった葉は洗って乾かします。

焼酎は梅酒などで使うホワイトリカー。

梅酒用の容器に、葉と焼酎を入れるだけ。


はい。完成。
簡単ですね。

ただ葉のエキスが焼酎に染み出していくには時間が必要。
2〜3ヶ月と言われていますが、夏場ですし1ヶ月もすれば使えるようになると思います。
焼酎の色がだんだん茶色になり、葉の色は落ちて行きます。

お店の開店とびわの葉エキスの完成、どっちが先になるかな。
虫に刺された際には、お店に寄って、びわの葉エキスの効果を試してみてください。


そうそう、一緒にとったびわの実も瑞々しくておいしかったですよ。

at 08:23, 福田倫和, 西荻ゆうゆう堂店鋪化計画

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